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背任容疑で理事長逮捕　　　　　　　　　マン管新聞872号

大規模修繕工事の工事費を水増しして、契約し、管理組合に損害を与えたとして、横浜地検特別刑事部は4月12日、不動産会社社長・横浜市都筑区の野平繁（６０）と、工事を受注した会社社員・愛甲群愛川町の三石将也（３８）の両容疑者を背任の疑いで逮捕した。両容疑者は共謀して、実際には1500万円の工事費を3097万円と1597万円を上乗せし、工事請負契約を結び、三石容疑者が勤務する厚木市内の工事会社に工事代金を支払い、管理組合に損害を与えた疑いがもたれている。工事会社に返金を求めるなど、管理組合としてどう対応していくかについてはまだ決まっていないとのこと。