印鑑・通帳を所持 北九州の横領事件 理事長が手口を明かす 

投稿日:2024年03月02日 作成者:福井英樹 (216 ヒット)

北九州市のマンション管理組合の預金計126万5000円を無断で引出したとして福岡県警小倉北署が1月15日、会計担当の70代の女を業務上横領容疑で逮捕したと西日本新聞が1月16日付朝刊で報じた事件で、告訴した管理組合の理事長が、犯行の手口を語った(前号1261号に関係記事)。

理事長によれば、女は印鑑と通帳を所持していたため自由に預金を引き出せた。逮捕容疑の126万5000円は1戸の売買に伴う滞納管理費等の精算金で、このお金をおととし複数回に分けて出金し横領していた。

女は12年ほど前から会計担当を務めており、事件発覚後に残高を確認すると「10万円もない状態だった」(理事長)。使途不明金は計2500万~3000万円に上るとみている。

マンションは築50年。45戸で、自主管理マンションだという。

以上、マンション管理新聞第1262号より


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