132万円横領容疑で逮捕 博多署 マン管新聞879号
投稿日：2012年07月18日 作成者：福井英樹 (3168 ヒット)
福岡県博多署は7月5日、博多区内のマンションで管理費余剰金と修繕積立金の合計132万円を着服したとして、業務上横領容疑で、元住人だった無職、古城戸京子（５３）容疑者を逮捕した。発表によれば、管理費余剰金と修繕積立金を管理する、管理組合の二つの普通預金口座の印鑑を保管していた同容疑者は、2010年1月19日、委託管理会社の担当者から通帳を預かり、博多区の銀行窓口で2口座から合計８２万円を、同様に同年3月18日、50万円を引き出して、着服した疑い。発表によると、当時、古城戸容疑者の夫が管理組合の理事長だったが、同容疑者が夫の代理として印鑑を保管・管理し、入出金に携わるなど実質的に理事長を務めていた。同署では、被害総額は4,000万円以上に上るとみて調べている。
福井英樹マンション管理士のコメント。あなたのマンションは大丈夫ですか？同種の事件は、日本全国で、頻発しています。管理会社社員の着服、管理人の着服事件、管理組合理事長の横領事件等々、他人事ではありません。管理組合運営にもっと積極的に意識をもって下さい。
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