日管連加盟 (一社)大阪府マンション管理士会本部無料相談会のお知らせ

投稿日:2017年11月27日 作成者:福井英樹 (1433 ヒット)

日管連加盟(一社)大阪府マンション管理士会は、来る2018年1月10日(水)に本部無料相談会を開催いたします。主に、主に大規模修繕工事における賢明な倫理観あるコンサルタントの選び方について対応いたします。
日時:2018年1月10日(水)午後6時~午後6時50分まで。
場所:大阪市立住まい情報センター5階 研修室
お申し込みは、事前予約必要。090-7356-7783へ、または、06-6341-4658へ。

一般社団法人 マンションリフォーム技術協会から、下段の「不適切コンサルタント問題への提言」がなされております。

 現在のマンション改修業界は、不適切な行為を行うコンサルタントの横行で混乱状態にあります。管理組合が行う大規模修繕工事等に際し、適切な工事費で良好な工事を公明正大に実施できるよう管理組合を支援することがコンサルタントの使命です。
 そのコンサルタントの一部が計画的・組織的に工事会社からバックマージンを受け取っており、最近そのような不適切なコンサルタントが増えています。
 その結果、ユーザーであるマンション管理組合(区分所有者)に対して、割高な工事による経済的な損失を与え、さらには工事の品質に影響している場合もあります。
 マンションの大規模修繕工事においても設計事務所のコンサルタントによる設計施工管理方式が普及してきました。その中にはコンサルタント(設計事務所)を単なる金儲け商売としてしか考えず、管理組合の支援者としての使命感が欠如した似非コンサルタントも含まれています。
 たとえ法に触れなくとも、バックマージンを取る事に腐心する「不適切コンサルタント」の存在を放置すればマンション改修業界そのものが取り返しのつかないダメージを受けることになります。
この不適切コンサルタントの最大の問題は、マンション管理組合(区分所有者)に割高な工事費という実害を与えていることでしょう。
 さらには、業界全体が信用を失い、ひいてはマンション改修業界全体の劣化・衰退につながることです。これらの問題を子細に見ていくと数多くの弊害が生じている事がわかります。(以上抜粋より)

そもそも、大規模修繕工事の適正価格という点についてですが、上記の不適切コンサル以前に、建設業界自体が重層構造になっていて、元請け、下請け、孫請け、曾孫請けなど、すごい重層構造になっています。そして、必然的にそれぞれの階層で利益を必要とします。その結果、最終的な金額が上がってしまったり、末端の工事者の日当が下がったりという弊害があります。

したがいまして、その階層を少しでも減らすことで、総コストを下げることができ、総工事費を抑えることができます。

また、当該重層構造を止めることによって、末端の工事者の顔が見えるようになり、腕の良い工事者が仕事をしてくれることになり、かつ、工事者にも正当な賃金を支払うことが可能になり、高品質を確保できるようになります。

管理組合理事会は、大規模修繕工事において、区分所有者に対する説明責任を負っています。賢明な倫理観あるコンサルタントを選ぶことによって、当該透明性を確保し、区分所有者に対する説明責任を担保でき、すべての利害関係者に公平性の確保の完遂をすることができます。


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